「13階段」おすすめミステリー小説
こんにちは。
今日はおすすめの本を紹介します📚
高野和明さんの「13階段」です!
2001年発行で、作者のデビュー作。
第47回江戸川乱歩賞受賞作品し、実写化もされているので知ってる方も多いかも知れません🤭
ミステリーでありながら、冤罪や死刑、死刑執行人について考えさせられる内容でした。
仕事で人を殺めなくてはならない人が「死刑執行人」
いくら相手が死刑に値する罪を犯した人間でも
人を自分の手で殺めるというのは
普通の人間の感覚では出来ません。
しかし彼らは仕事でそれを請け負ってくれています。
そして彼らは、自分が人を殺めたという事実に苦しみ、闇を抱えながら生きていく。
以前、元死刑執行人のインタビューを読む機会があったので、
彼らの心情や死刑執行場の間取り、執行時のルールなど鮮明に思い描く事ができました。
その知識があったからこそ、この本はより深く楽しむ事が出来たと思います!
私達の過ごす
平和で安全な世界では知ることの出来ない
新しい価値観を得ることが出来ました。
クライマックスに向けて、「犯人はまさか!?🙀」と思わせる伏線が面白く、
緊迫した状況が文面から伝わり
ページをめくる手が止められませんでした!
是非読んでみて下さい^o^